徹釣針はずし Ⅵ

2020年4月11日

インクが無くなったホワイトボードマーカーがあるので口径が丁度針はずしに合うと思い、これで針はずしを作ってみようと思います。

キャップを取り外すとこのようになっています。

先端の芯は引っ張ると簡単に抜けて来ます。

キャップは再度使用しますので取り付けられるようにテーパー部分を少し残しカットします。

 

その後、インクを浸み込ませた繊維を全て引っ張り出し空になったところで内部を洗浄します。

キャップの先端をカットし筒状にします。

 

カットして出た平板も利用します。

マーカーの後端の中心にΦ2.5の穴をあけ、Φ1.6のステンレス硬線をループ状に加工した物を差し込みます。

マーカーの先端部分にはカットしたテーパー部分を逆にして差し込み接着します。

更にキャップをカットして出た平板の中心にΦ2.5の穴をあけサイズを少し小さくして接着します。

通したステンレス硬線をカギ状に加工します

キャップの溝1個おきにΦ1.2ぐらいの穴をあけ、隣の穴との間に山が出来るようにカッターで切ります。

強度のあるギザギザ山形が出来ます。

 

キャップを接着します。

完成形です。

 

この状態で針を飲み込まれた時の針はずしになります。

後端のリングを押せばこの形になり、口がかり針はずしになります。

針が飲み込まれた時、フック部分でラインを引っ掛けたまま口の中に押し込めば先端が針の部分に届き簡単に針はずしが出来ます。


2020年5月6日 改造

魚に針を飲み込まれた時、魚が口を開け、徹釣針はずしⅥが入れられればすぐに針はずしが出来るのですが、なかなか口をあけてくれません。

針を飲み込まれた時の一番の問題は、張りはずしを口に入れる事が中々出来ない事です。

そこで魚の口をこじ開け挿入できるように改造する事にしました。

 

フック部分を小さく作りました。

そこにボールペンの先端部分を通します。

 

その上にステンレス針金を巻いて行きます。

巻き終わったらボールペンの先端部分を取り外し、巻いた部分及びΦ1.6の硬線接続部分を半だ付けしました。

 

この形で口ががり針はずしを行います。

このような状態で魚の閉じた口に先端を押し込み全体をねじ込みます。

完成形です。

 

この状態で飲み込まれた針はずしを行います。