組みひも台

2021年4月18日

近頃なんか急に組みひもに興味が沸きまして、安い入門キットと組みひもの本を購入して製作して見ました。

しかし本格的にやろうとすると7万円近くする組みひも台(丸台)、おもり玉、吊りおもり、等のセットが必要になります。

とても7万円も出す気は無いので自作する事にしました。

 

只、市販の物のコピーではつまらないのでより早く組める工夫をしたものを作ります。

 

 

この入門キットを購入して付属の糸で組みひもを組んでみました。

 

中々面白いし綺麗な物が出来上がります。

 

ただこのディスクでは組むの片手しか使えないのも有り時間が掛かります。

直径20cmの丸板をホームセンターで購入しました。

 

中心にΦ24mmの穴をあけました。

 

オニメナットを埋め込む位置をケガキました。

M8オニメナットを埋め込みました。

表面には何にも出ません。

Φ28mmの丸棒を30cmにカットし、両端に8mm×40mmのハンガーボルトを埋め込みました。

直径30cmの丸板に直径20cmと同じ位置にΦ9mmの穴をあけました。

裏はΦ24mmのドリルで座繰りました。

 

ナットで固定できます。

組み立てるとこのような形になります。

イメージとしてはこんな感じになります。

このような形で使うかどうかは後で考えます。

 

 

スリットに糸を入れることになるのでそれが作業性を阻害するかもしれないので考えます。

次はおもり玉ですが市販の物は木製で中におもりが仕込まれています。

しかし市販品は高価なので自作する事にしました。

 

使える物が無いか色々探した結果、ネットでプラスチックスプールを見つけました。

20個セットです。

 

空芯の部分におもりを仕込めそうです。

1個の形はこの通りです。

CH国製なのでバリが付いたままで糸が引っかかりそうなのでカッターナイフでバリを綺麗に取りました。

長さが60mmあるので長すぎて邪魔になるので短くします。

20mmほど短くします。

 

端の胴の部分は3mmほど残してカットしました。

接着の為の、のりしろの為です。

左は釣り用丸おもり25号です。

中央、右は釣り用ウキΦ25mmの硬質発泡スチロールをカットして窪みを付けています。

左が加工前。

 

右が加工後。

ホットボンドでスチロールを接着し、おもりを入れ、スチロールにホットボンドを塗り蓋をしました。

左が加工前。

 

右が加工後。

長さを40mmとしました。

玉糸に釣り用の竿巻き糸を使いました。

1mほどの糸をループ状にして取り付けました。

 

 

これを20個作ります。

 

重さは113gです。

玉糸でちちわを作り、そこに組みひもを通し接続します。

そして組みひもを巻きます。

各色を巻きました。

 

これは絹糸です。

全13色です。

ディスクは使わない事にしました。

 

丸台に彫刻刀で溝を掘り、テプラ―で番号を製作し貼り付けました。

 

この方が作業性は向上します。

糸がずれません。

溝と番号がある事によって組間違いが減り、知らないうちに糸が入れ替わっていることも無くなるでしょう。

 

作業性の向上と間違いを減らすためには必要な工夫と思います。

回転盤30cmを用意しました。

組みひも台の土台も30cmの丸板にしたのもこの上に乗せることを考えた故です。

 

これで組みひも台が回転できることにより格段に作業性が向上します。

回転盤の上に組みひも台を載せました。

 

おもりは釣り用吊り鐘型オモリ50号を使います。

おもり玉4個に対し吊りオモリ50号1個の割合です。

S環をおもりに付けます。

組みひもをクリップで挟みクリップのつまみ金具にS環を引っ掛けおもりをぶら下げます。

 

写真は8本組の状態。

 

おもり4個でもずり落ちることなく問題はありません。

全体的にはこんな感じ。

組んでみた結果こんな感じです。

ストラップやキーホルダーを作ってみました。

組んだ組みひもで飾り結びをしてストラップを作りました。