少し昔、オリンピックはアマチュアスポーツの祭典であった。
所が非民主主義国家が国威発揚の為、各競技に向いた選手の選抜を行いコーチや設備、生活環境を整え朝から晩まで練習に打ち込める状態にしてメダルを取らせている。
これがアマチュアと言えるのかということになって、プロ化を民主主義国でも認めるようになった。
日本はあくまでもアマチュアにこだわりプロ化が遅れた。これによりメダルが一時期少なくなったが今はかなり頑張っている方だと思う。
この様な状態が経済においても今起こっている。
自由主義経済は各国が得意分野で安く作れる物を関税なしに輸出入することによって物が安く手に入り、それぞれがウィンウィンの状態にしようとする理念のもとに成り立っている。
所がC国などはWTOに加入し自由主義経済を逆手にとって、自国の産業界に補助金を出し特定分野の産業を国内で競争させ世界的にも力のある状態にして世界シェアを70%以上取ることを目標にしている。
これには安い労働力、環境破壊無視、安全性無視、等により実現している。
鉄鋼、造船、建築土木、家電、EV、レアアース等々である。
シェアをある程度確保したら価格を上げて、輸出制限を掛けて自国の思い通りにしようとしている。
この状態はかつてのアマチュアスポーツの祭典だったオリンピックのように自由主義経済が行き詰まっていることに他ならない。
そもそも非民主主義国が資本主義を装った国家資本主義を行ったならば、民主主義国のそれとは同じにはならず同じ土俵に立って戦っているわけではないので、公平、公正な自由主義経済とは相容れないことになる。
K国も民主主義国と名乗っているが、かつては軍事独裁政権であり日本からの補償金、補助金によりインフラを整え、近しい人間に財閥を作らせ国家資本主義のような状態にしている。
現在もその名残は存在する。
R国も長期独裁政権により天然資源を元にした財閥ができ、共産主義から脱し切れていない。
アメリカのトランプ大統領も国家資本主義に危機感を抱いており、その対抗手段を模索していて、ちょっと無茶なことをやっている。
その状況を見ているとアメリカも国家資本主義を取ろうとしているように見える。
アメリカは民主主義国の旗手であるはずなのに国家資本主義国になろうとしていると思われる。
トランプ大統領の一存で関税率が決定される事態は異常であると言わざるを得ない。
国家資本主義国の行きつく先は独裁国家である。とても危険な状態である。
これに対抗するには言論統制、情報統制、行動制限等を行っている国を非民主主義国に指定して、かっての冷戦時代に戻すしかないのかと思う。
非民主主義国とは仲間にはなれないように思う。
考え方が全然違うのだから同じような世界には住めないような気がしてきました。
経済の民主化は、なかなか難しい。
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