令和の米騒動

令和6年(2024年)に米不足が発生し、今日現在新米が出荷されても以前より高値安定で発売されており供給量は安定したようですが価格は下がる気配はありません。

 

そもそもの発端は九州東部で発生した地震が東海トラフ地震に関連しているようなことを気象庁が発信したために買い置きしようとして買いだめに走った人がいるためでした。

(個人的にはこの地震は東海トラフとは関係なく中央構造線に関連する地震だと思っている)

 

そして一部のスーパーで棚から米が消えたといって放送したため、多くの人が買いだめに走り益々米不足になったようです。

 

国は備蓄米を放出せず新米が出るからその時になったら米不足は解消するというだけでした。

JA・全農、商社も米不足解消に動かず、逆に高値安定を望んでいるようでした。

 

2023年およびそれ以前の作況指数は平年並みで米不足になるような不作はありませんでした。

実際農家、農協などのある所にはあったようです。

それなのに何故米不足になったのか?

 

それは一時的な米不足を利用して高値安定を望んだグループがいるからだと思う。

 

まず、JA・全農は本来の業務のほかに金融や保険も扱っており赤字であり、職員の人件費特に役員の人件費が高く赤字体質であり投資部門も失敗して赤字に陥っている。

従って米の高値安定は望んでいることなので農林水産省も再就職先のJA・全農が傾いては困るし、商社も高値安定を望んでいるし、農家も高値を望んでいる。

農家は燃料、肥料、電気代などなどが上がっているので高値は望んでいるところですが、値上がり分の少ししか農家は得られない。

多くはJA・全農が持っていくことでしょう。

 

高値安定は消費者以外にはメリットがあるので、需要と供給のバランスがとれたとしても高値安定は続くでしょう。

米の価格を操作できるのはJA・全農、商社、農林水産省なのだから。