1月の中日に除雪車が街路灯に接触し、ポールが激しく振られたようで照明灯部分が無くなっていました。
LED発光器を探したのですがありませんでした。
しかし翌日に50mぐらい離れた所の雪山の上にLED発光器がちょこんと載っていました。除雪車が雪ごと運んだものと思われます。
それを拾ってきました。
そこでこれを使ってLED集魚灯を作ってみることにしました。
LEDドライバーはポールの中に入っているので使う訳にはいかないし、電源はAC200Vだと思うのでいずれにしても使えないと思います。
LED街路灯はかなり明るく買ったらン万円もすると思うので、もしこれで集魚灯が作れたらかなり明るい物が出来るでしょう。
拾って来たLED発光器です。
4ユニットで構成されています。
破損しており街灯としては使用不可能の状態です。
取り付け部分が無くなっておりネジも無くなっています。
4ユニットに分解して見ました。
LED発光器部分は損傷が無いように見えます。
1個をテスト発光して見ましたが使えそうです。
裏面は放熱器となっています。
LEDはチップLEDを15個を直列接続し、それを4回路並列接続した60個で構成されています。
それが4ユニットあります。
昇圧型DC-DCコンバーターを購入しました。
600W
入力:DC12~60V
出力:DC12~80V
CV.CC機能付き
600Wまでの容量は必用無かったのですが、80Vまで出力できるのでこれを選択しました。
只80Vでは不足なので改造して90Vまで出力できるように改造します。
又、改造して調光機能を持たせます。
ボックスの大きさの為と600Wまで出力しないので放熱器を外し、その代わりにアルミ板を付けました。
出力電圧を90Vまで出力できるようにする為、チップ抵抗を1個追加しました。
調光機能を追加する為に可変抵抗を付けました。
2ユニットづつ調光できるように2回路としました。
ボックスに組み込みました。
170×80×60H
フレームが完成しました。
発光面です。
今後防水処理(防滴仕様)と配線を行います。
放熱面のユニット間や配線部分にホットボンドを塗り、防水加工しました。
発光面の周囲にホットボンドを塗り防水加工しました。
配線も完了しました。
完成です。
Cは中央の2ユニットのコントロール用。
Sは両サイドの2ユニットのコントロール用。
最大1ユニット25Wで発光できるので4ユニットで100Wになります。
白熱灯換算で600W~800Wになります。
フルで発光させるとバッテリーが持たないので調光機能は必用です。
取り付けアングルを取り付けました。
照射角度を変更できます。
設置状態です。
最小の照度での点灯状態です。
中ぐらいの照度です。
カメラがAUTO設定なので明るさの違いが分かりづらいです。
フル点灯です。
カメラがAUTO設定なので明るさの違いが分かりづらいです。