LED集魚灯Ⅴ

2020年1月26日

1月の中日に除雪車が街路灯に接触し、ポールが激しく振られたようで照明灯部分が無くなっていました。

LED発光器を探したのですがありませんでした。

しかし翌日に50mぐらい離れた所の雪山の上にLED発光器がちょこんと載っていました。除雪車が雪ごと運んだものと思われます。

それを拾ってきました。

 

そこでこれを使ってLED集魚灯を作ってみることにしました。

LEDドライバーはポールの中に入っているので使う訳にはいかないし、電源はAC200Vだと思うのでいずれにしても使えないと思います。

 

LED街路灯はかなり明るく買ったらン万円もすると思うので、もしこれで集魚灯が作れたらかなり明るい物が出来るでしょう。

 

拾って来たLED発光器です。

 

4ユニットで構成されています。

破損しており街灯としては使用不可能の状態です。

取り付け部分が無くなっておりネジも無くなっています。

4ユニットに分解して見ました。

LED発光器部分は損傷が無いように見えます。

 

1個をテスト発光して見ましたが使えそうです。

裏面は放熱器となっています。

 

LEDはチップLEDを15個を直列接続し、それを4回路並列接続した60個で構成されています。

 

それが4ユニットあります。

昇圧型DC-DCコンバーターを購入しました。

 

600W

入力:DC12~60V

出力:DC12~80V

 

CV.CC機能付き

600Wまでの容量は必用無かったのですが、80Vまで出力できるのでこれを選択しました。

只80Vでは不足なので改造して90Vまで出力できるように改造します。

又、改造して調光機能を持たせます。

ボックスの大きさの為と600Wまで出力しないので放熱器を外し、その代わりにアルミ板を付けました。

 

出力電圧を90Vまで出力できるようにする為、チップ抵抗を1個追加しました。

 

調光機能を追加する為に可変抵抗を付けました。

 

2ユニットづつ調光できるように2回路としました。

ボックスに組み込みました。

 

170×80×60H

フレームが完成しました。

 

発光面です。

 

 

今後防水処理(防滴仕様)と配線を行います。

放熱面のユニット間や配線部分にホットボンドを塗り、防水加工しました。

発光面の周囲にホットボンドを塗り防水加工しました。

 

配線も完了しました。

完成です。

 

Cは中央の2ユニットのコントロール用。

 

Sは両サイドの2ユニットのコントロール用。

 

 

 

最大1ユニット25Wで発光できるので4ユニットで100Wになります。

白熱灯換算で600W~800Wになります。

フルで発光させるとバッテリーが持たないので調光機能は必用です。

取り付けアングルを取り付けました。

 

照射角度を変更できます。

設置状態です。

最小の照度での点灯状態です。

中ぐらいの照度です。

 

 

カメラがAUTO設定なので明るさの違いが分かりづらいです。

フル点灯です。

 

 

カメラがAUTO設定なので明るさの違いが分かりづらいです。