あたりセンサー

2018年2月 公開

徹釣のあたりセンサーは通常の竿先に付け、竿の振動を検知するタイプ、ラインのテンションの変化を検知するタイプ、ラインの動きを検知するタイプなどの物理変化を電気的に処理して音や光で知らせるものとは完全に違います。

 

魚を釣るには通常竿と糸は必需品と思われるが、多く釣るには柔らかい竿先、と伸びるナイロン糸が有利です。

それは魚に違和感を与えず針を吐き出させず向こう合わせで掛けるか、針を吐き出すまでの時間を長くする効果があるからです。

 

しかし徹釣はこのメリットとは反対の感度が悪く、リールを巻いている時に魚の引きが感じられにくく只重いだけの感じが好きになれません。

 

そこでいつもカーボンロッドの硬めの竿を使い、伸びないPEラインを使っています。

あたり感度が良く、魚の引きを楽しめるからです。

しかしその分、魚に違和感を与えやすいので仕掛けに工夫をしているのですが、それ以上は限界があります。

 

そこで投げたり、リールを巻いたりするときは通常の硬い竿で、あたりを待っている時は柔らかい竿先になるものを開発することにしました。

竿が柔らかい竿先に変化した状態であたりを知らせるあたりセンサーです。

 

 

塩ビパイプのジョイント部品を半分にカットし半割に近い感じにカットして、残りをさらにカットして上に載せ接着しました。

接着する前に塩ビを蒸気にあて竿の太さに合うように整形します。

そして斜めに穴をあけます。

アルミパイプΦ8mmを斜めにカットし横にΦ1mmの穴をあけます。

斜めのカットは上の塩ビ部品の穴に差し込んだ時、貫通部が出っ張らないようにするためです。

Φ1mmの穴にステンレス硬線を通し折り曲げます。

この時陰になる側に折り曲げます。

Φ1の穴の方向は組み立てた時に水平になるようにあけます。

束線バンドを通す部分2か所をずれないように溝を掘ります。

 

アルミパイプを差し込みホットボンドで接着し固定します。

ステンレス硬線を折り曲げた部分もホットボンドを塗り固定します。

内側に1mm厚のゴム板を張り付けます。

投げ竿のリール先の元竿に束線バンドを使い固定します。

センサーにはグラスソリッド竿先を使用します。

アルミパイプに差し込めるように切断し末端をカナノコで切込みを入れます。

これでステンレス硬線にはまり回転しないようになります。

差し込むとこのようになります。

先端にステンレス硬線Φ1.2mmを折り曲げ加工し取り付けラインを引っ掛ける形状にします。

糸で巻き付け瞬間接着材を塗り、収縮チューブを被せ縮めます。

あたりセンサーに鈴やトップライトを付け、光と音であたりを知らせます。

使用方法として、まずあたりセンサーを付けないで仕掛けを投げ入れ糸ふけを取り、三脚に竿を置きます。

そしてあたりセンサーを竿にセットしてラインを引っ掛けます。

ラインはリール、あたりセンサー、最初のガイドを通り竿先端へと通ります。

そしてあたりセンサーが曲がるギリギリまでラインにテンションを掛けるように調整します。これであたりを待ちます。

グラスソリッドは竿先より柔らかいので竿先に変化が無くてもあたりセンサーには変化があります。

 

これで合わせるのですが柔らかい竿並みに大合わせをする必要があります。あたりセンサーは柔らかいので合わせるとラインはリールから最初のガイドまで一直線になります。

そしてあたりセンサーを外すかラインを外すかしてリールを巻きます。

 

他のメリットとして竿先に鈴やトップライトを取り付けないのでトラブルが減ります。

そしていつも上を見ている必要が無く、リールより少し上の部分を見ていればいい事になるので非常に楽である。

竿を複数本並べてもあたりセンサーは近距離に配置されるので目線を動かさずに済むので楽である。

 

 

先端に蓄光ビーズを取り付け夜でも微細な当たりを視認できるようにしました。

 

先端のステンレス硬線の形状は合わせた時や強い当たりがあった時にラインが外れるように考えたものにしています。

魚の強い引きがあってラインが外れた時、あたりセンサーは反動で大きく揺れるのでより音と光であたりがあったことが判ります。

又、このあたりセンサーは何処までも竿先が柔らかい状態が続く訳ではなくラインが一直線になった時に急にストッパーが掛かった状態になるので針掛かりが強く出来ます。

あたりセンサーの水中落下防止のため、スナップを三つ編みしたタコ糸で取り付けました。

竿側に取り付けたあたりセンサーのホルダーにステンレス製Wリングを取り付けました。

このようにして取付け、落下を防止します。

このような状態で使用します。