組子の基本形は障子でお馴染みの格子と、これを120度×2、60度×2の平行四辺形に変形した菱と正三角形を連続で作る三つ組手があります。

格子と菱は難しくないのですが三つ組手はどうやって組むのか、実際に作ってみることにしました。

10×15mmのヒノキ棒を買って作ってみました。

まず真ん中のタイプの加工をしてみました。

これを基本に3分の1だけ残したものを作ったのですが、これでは組むことはできないので左右のタイプを追加加工しました。

左右とも同じ加工です。

これは横から見た図です。

 

真ん中のは3分の1の単純な60度の斜め加工ですが、左右は3分の1だけ残した状態に追加加工が必要です。

追加加工は材料の半分まで行います。

 

 

これを手鋸で行うにはかなりの時間と辛抱、根気、気を使っての作業が必要になります。

 

組み立てました。

三つ組手の完成です。

三角グラフ用紙を購入し組子の基本構造を描いてみて勉強しました。

 

これにより基本ピッチを50mmに決定しました。

 

組子には数多くの組み方の型がありますが、まずは基本の型を描いてみて組み方を考えてみました。

 

三つ組手

麻の葉

籠目

重ね竜胆

胡麻

つの麻の葉

七宝麻の葉

弁天亀甲

変わり胡麻

帝つなぎ